■2010年「第12回中部ブロックすし技術コンクール」の様子です
「第12回中部ブロックすし技術コンクール」を開催
第36回外食産業フェアの平成22年11月10日(水)に名古屋市吹上ホールにおいて、「第12回中部ブロックすし技術コンクール」を開催しました。
当日は、中部地区6県から男女合わせて24名の選手が参加して、3種目の競技が行われました。
第一部は「笹切り」。
制限時間は12分で、剣笹2枚、石菖各1枚(松型・海老型)、自由作品2枚の計6枚を切ります。
全体の形のバランス以外に、線の美しさ丁寧さなどが審査されますが、競技前の準備として、作業着、頭髪、手指、つめの手入れなども審査の対象となります。
愛知県からは、4名の選手が出場し、競技が行われました。昨年、一昨年と身にコンクールを開催しており、多くの選手が、大会慣れをしてきておりとてもレベルの高い戦いでしたが、見事桜すしの天野吉洋選手が金賞を獲得しました。
笹切りに続いて、第2部は巻き寿司競技、制限時間15分で、鉄火巻、かんぴょう巻、かっぱ巻、の他、自由作品2本の計5本を巻いて、笹2枚以上を切り盛り付けます。
この競技は、参加しやすいですが、技術の差が出やすい、難しい競技でもあります。
愛知からも8名の選手が出場しました。
残念ながら、金賞は逃しましたが、激戦の中、笹切りに続いて天野選手が銀賞を獲得しました。
第3部は握り寿司競技です。
12名の選手がA・Bに分かれて熱い戦いを繰り広げてくれました。
今大会は、来年7月に東京で開かれる全国大会への出場資格がかかっております。上位入賞者は自動的に出場資格が与えられることもあり、選手も真剣な眼差しで競技に取り組んでおりました。
結果は天野選手が笹切り、巻寿司に続き銀賞を獲得し三種目すべて入賞の快挙を達成しました。
来年はいよいよ本番の全国大会です。
そこでの入賞をめざして今一度レベルアップを図っていきたいと思っております。
出場選手を雇ってらっしゃるお店の方には、選手の練習等で今一度ご協力を頂きたいと思います。